インドネシアジャカルタの釣り同好会です

ジェイピープルメインページへ インターネットコンサルティング

Jakarta Japan Jiggers

ジャカルタ釣りバカ日誌(13)

3月4日(土),5日(日) 船中宿泊

田中、高井、星野さんと4人で今週末に本帰国する田中さんの送別会を兼ねた船中泊の釣行。

インドネシア最後の釣行になる田中さんに何とか一発大物をゲットして欲しいとのJJJの願いにプラブハンラツーの女神が微笑んだ!

今回仕立てたボートはシャワートイレ付きでキャビンに4人悠々と寝れる快適なボート。波飛沫と風雨を傘と雨具で凌いでいる普段の釣行とは別世界の快適さ。デッキの上に立つとはるか彼方まで見渡せてマグロの跳ねをいち早く発見できるメリットもあった。

カランハントップのポイントにさしかかると小型漁船がせわしく動き回っている。昨年8月から半年間沈黙を続けてきた海にマグロの気配が漂っていた。視力8.0の男とあだ名をつけたスタッフが叫び指さした方角を凝視すると、そこにはおびただしい数のキハダマグロが飛び跳ねていた。サイズは3k〜10kのカツオサイズのキハダマグロでベイトは2cmくらいの小魚だった。大きなルアーに反応するか半信半疑で投入した村越さんプロデュースの尺ペン2/3(次男坊)にキハダ3本とシイラ5Kが連続ヒット。今回主役の田中さんも8Kをゲットし全員から祝福を受け記念撮影(写真)。キャプテンにMr.バラシの称号を与えられた高井さんも期待に応えて3連発のバラシ。ジギング2連勝中の星野さん、初挑戦で慣れないキャスティングゲームに苦戦を強いられた。魚群探知機が良い反応を捉えたのを目ざとく見つけた高井さんが投入したジグに2連続ヒットしたが、2連続でPEラインブレイク。

ナブラが沈んだので70mのジギングポイントに移動。すぐに星野さんが0.5kのカマスをゲット。ジギングで初挑戦から三回連続で魚をゲットしたのはおそらくJJJ新記録。高井さんもカイワリとハガツオをゲット。水深100mのポイントで漸く私にも3kのカンパチがヒット。

当たりが遠のいたので、高井さんが用意してくれたバサラ特製弁当に舌鼓をうちながらビンタンビールで全員魚ゲットの祝杯を上げた。

小休止の後、夜釣りのイソマグロポイント付近にボートがさしかかると海鳥がせわしく飛びまわっている。その海鳥の群れの下でマグロが飛び出し始めた。シルエットの小さいルアーにチェンジしていた高井さんにヒット。今度はばらさないで慎重にゲット。その後は、魚の足が早くなかなか群れを捉えられない。水深50m、トップが20mの高根のある場所で一匹のサワラが5mくらいジャンプしたのを契機に10kクラスのサワラの群れがロケットのように次々に飛び跳ねはじめるとマグロも一斉にボイルを始めた。言葉を失うほどの壮観な光景に圧倒されていると星野さんと高井さんにキハダがダブルヒットして共に無事にランディング。星野さん、初めてのキャスティングゲームでも結果を出した。

インド洋に沈む夕日、セピア色に輝く水面、空高くジャンプするサワラの群れ、ガバッツっと捕食音を響かせながら水飛沫を上げるマグロの大群、インド洋の豊かさを再認識するこの一瞬の出来事を、我々は生涯忘れ得ないでしょう。

日が沈み、澄み切った海にジェネレーターを始動させ明るいランプを点すと、ランプの明かりにトビウオの群れが集まり、タモ網で面白いようにトビウオが獲れた。これだけのトビウオの群れが接岸してきているのは、マグロ接岸のサインでもある。

潮の流れが速いのでまづは腹ごしらえ。キャプテンたちは釣りたてのマグロを切り身にして油で揚げてチリソースをかけておいしそうに食べていた。

一方、我々は、バサラ高井料理長の巧みな包丁さばきで、釣りたての新鮮なカイワリとハガツオの刺身、これは絶品でした。ジンギスカンも最高で、「持つべきものは良き料理人の友」ということをあらためて感じました。遠くになびく漁火と夜空に輝くビンタン(星)を眺めながら最高の食材をつまみに飲むビンタンビールは格別だった。男4人の飾り気のない船上送別会を短時間で切り上げ、再び釣りを再開。

潮の流れが緩み始めたとき、おおともでしゃくっていた高井さんの竿が連続して絞り込まれた。5k前後のギンガメアジの群れが回遊したようだ。その後も高井さんにヒットが続き5匹を揃えた。夜が遅くなる仕事柄か、夜釣りには抜群の集中力を発揮し独走状態で皆を驚かせた。星野さんにも2回ヒットしたが、2回とも外れてしまった。手を変え品を変えて漸く私も1匹ゲット。沈黙していた田中さんにもヒット。竿の曲がりは大したことなく、ドラグも鳴らさない魚で、途中テンションが緩んで外れたかと思うような場面もあった。その後、魚は斜め横に走ったのでサワラのように見えた。白く光りながら長い魚体が浮いてきた。サワラと思ったら、なんとJJJ記録となるイソマグロ11kgであった。最後の釣行でジギングの自己記録とJJJ記録となる魚を釣上げてしまった田中さん、ラツーの女神様にも祝福されたようだ。朝のマグロに続いての釣果にご機嫌の田中さんはビンタンビールで一人祝杯を上げ悦に入り高いびきをかいてご就寝。

イソマグロを釣られたショックで、諦めの悪い私と高井さんはキャビンにも入らず、3時過ぎまで粘って疲れ果てたあげく、二人とも固いクーラーボックスをベット代わりに眠込んでしまっていた。東の空が白み始めて目が覚めた。寒くて寝心地の悪い仮眠では疲れが取れなかった。船尾で小用を足しているとなにやら水中でゆっくりと動いている。よくみるとそれはアオリイカだった。高井さんがタックルボックスから小さい餌木を取り出してきて投入するとすぐに2匹ゲット。釣上げられて怒ったイカがブシュっと何回も勢い良く墨を吐き出したので我々二人とあたり一面は墨だらけ。身が透明に透き通る新鮮なイカ刺も最高で、我々の朝ごはんになってしまった。勿論、私が小用を済ませたところに泳いでいたイカだとは誰も知らない・・・


この日もマグロのナブラが何度も出たもののすぐに沈み、残念ながらヒットには至らなかった。深場は2枚潮、浅場は濁りが入りジギングも苦戦。高井さんが一発掛けたが、アシストのケブラーを切られてしまった。魚が釣れないと、楽しみは飲み食いしかない。持ち込んだメロン、スイカも食べごろで美味しかった。今朝釣ったイカのゲソ入り焼きそばも最高で4人で6人前をぺろりと食べてしまった。竺長名人さしいれのピリ辛の乾物類がビンタンビールに最高にマッチ。帰る頃には星野さんさしいれの一箱24本入り缶ビールは跡形もなく消えていた。高井さんは飲まないし、私も2本が限度。そうすると、少なく見積もっても、イソマグロと一緒に写ってる立派な体格の人が半分以上消費した事は間違いない。

帰りの船中でシャワーを浴び着替えてさっぱりして6時に港到着。レストランで再び合宿の成功に乾杯し車中で熟睡して11時にジャカルタに戻った。

ベッドに入ってもしばらく寝付けないほど興奮した楽しい送別合宿であった。

最後に田中さんのコメント「あれでイソマグロ11Kgなら、ドラグを鳴らし、ラインをぶちきっていったイソマグロとカンパチの姿を想像すると、これはやはりリベンジに来るしかない」。田中さんが休暇を利用してインドネシアを訪れ、また一緒に合宿できる日が待遠しいです。

長岡秋広

最新釣行予定はこちら

JJJへ参加(釣行)ご希望の方はへこちらへメールをお願いします。


※このサイトに掲載されている内容(データ)は ジェイビープルが所有するものであり、無断転載、転用及び無断複製は一切禁止します。
※リンクはフリーです。Copyright(c)2004-2005 JPEOPLE