ハルの親せき、2000万ルピアをだまし取られ(後)


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これを聞いて、天にも昇る気持ちになった彼は
「本当に!なんてラッキーなんだろう。信じられない」

そして電話は続く
「つきましては、賞金の受取で税金を払ってもらう必要があります。御足労ですが、明日までに○○銀行の000-0000-000口座まで税金分の2000万ルピアを送金してください。賞金の2億ルピアは来週すぐに本社でお受取頂けます」

すっかり有頂天のヤントは蓄えの一部を切り崩し、すぐにその2000万ルピアを送金してしまった。

ちょっと考えればわかるこの詐欺。これは詐欺というより小学生のいたずらに近い。それでも引っかかる奴がいるのだ。それも我が親戚に。しかしその親戚はけっして頭が悪いわけではない。大卒で1000万ルピア以上のサラリーを得ているといえば、インドネシアで勤務されている方には、彼がかなり優秀な部類であることを理解して頂けるだろう。

我が女房は「彼みたいな人(頭のいい人)がどうしてあんな詐欺に引っかかるのかしら。彼は『そのときはマジックにかかったようだった』と言うのだけど」

皆さん、インドネシアマジックには気を付けましょう。


※過去人気のあった(?)シリーズを加筆修正してお届けしています。

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