子育ては何語で?(中)


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持って生まれた頭の良さもあるのだろうけど、ハーフの子供が日本人学校を首席で卒業するのは結構大変である(もちろん優秀な子どもはいる)。別に首席だからというわけではないが、言葉(国語)に関しては、問題なかったそうだ。

ハルの質問は
「子供には何語で話すのがいいでしょうか」
それに対して彼の答は
「母親は母国語で、そしてあなたは『将来あなたが彼に話してほしい言葉』で話しなさい」
というものであった。

だからハルは子供に大阪弁で話している。家内には(子供に対して)インドネシア語で話すように言っている。もっとも日本語で話そうにも話せないのだけど。

こんな会話があった。当時うちの子供はゲームボーイアドバンスに嵌っており、親子でゲームをするのが日課となっていた。

ハルがゲーム中に「よっしゃあ!」とか「そうやで」とか「おらおらおら~」とか言うと子供も同じように「よっしゃあ!」「そうやで」「おらおらおら~」と言っている。

母親があるとき「“soyade” artinya apa ?(「そうやで」ってどういう意味?)」と尋ねたことがあった。子供の答は
「Oh, begitu ~」

そう、ちゃんと理解しているのである。

(次号に続く)

※過去人気のあった(?)シリーズを加筆修正してお届けしています。

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