近隣の夜逃げ(後)


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で、そのオーブンレンジをいつか使おうと思っていたら、また彼らがやってきて、今度はお金の無心をした。

女房は、気の毒に思って、ただしお金を貸すのは嫌なので、彼らから買ったオーブンレンジを渡して「これを売ってお金にして」

うーん、これってお金をあげたことにならないか?

さて、この家族、気の毒なように思うが、彼らの親戚に言わせると「自業自得だ」という。まず女房がいく先々で親戚の悪口を言う。見栄張りで、近所の○○が~を買ったと聞けば

「私もそんなもの持ってるわ!」

と亭主の収入を考えず、どんどん買い物をして生活に困って

見かねた親戚が

「上のお子さん(中2の女の子)、うちの掃除でも手伝ってもらえるかな?」

とこれは親切な申し入れなのだけど

「うちの子は体が弱いから」と無碍に断って(本当は「うちの子供にお手伝いなんてさせる気!馬鹿にしないでよ」とプライドだけは高くて)、とうとう誰からも助けてもらえなくなり、実家の両親から、「ジャカルタの人間は最悪だ。冷たい。こちらへ帰っておいで」

だから、自業自得なんだって。



※過去人気のあった(?)シリーズを加筆修正してお届けしています。

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