ジャカルタは豊かになったという話(前)


レストラン関係者のぼやき―

「ウェイトレスを募集しても人が集まらない」

十年以上前は「新聞広告で人を募集するとおそろしい数の人が募集してくる」ので職員の募集は注意が必要と言われた。実際ハルも15~6年前スタッフを新聞広告(わずか一~二行)で募集したことがあり、そのときは数百の応募書類があって、目を丸くしたことがあった。

こんな話は山ほどあって、さらにすごいのは―

これは『中中家・炭家・丹波』の関係者Uさんから聞いた話なのだけど、もう三十年前のこと、新規レストランを始めるにあたり、某ホテルを借りて面接を行おうとしたところ、8600人以上!の応募者が殺到して、面接会は中止になったという。

ところが最近はジャカルタもすっかり裕福になってきて、ウェイトレスのなり手がいなくなり、新聞広告を出したところで、集まるのは「わずか数人」ということもあるらしい。

これはUさんのところだけではない。多くのレストラン経営者にとって頭の痛いところだ。

雨後のタケノコのごとくレストランが登場すれば、売り手市場となって、ちょっと可愛かったり、気立てがよかったり、愛想がよかったりすれば、引き手あまたの状況である。

(次号に続く)


※過去人気のあった(?)シリーズを加筆修正してお届けしています。

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