またもや自己嫌悪(前)


怒るとかなりのパワーを消費してしまうので、インドネシアではなるべく怒らないようにしている。怒りそうになったときは

「だめだめ、こんなことで怒ったら損」と自分をなだめ
「ここはどこ、私は誰?」と一瞬記憶喪失になり、冷静にことを対処するよう努めるのがインドネシア二十年で培った生活の術である。

しかし、今朝、またつまらないことで声を荒げてしまった。正直自己嫌悪しているのだ。

銀行での話―。この日、130jutaのお金をおろそうとした。明日支払わないといけない、どうしても必要なお金である。

しかし窓口の言い分は

「前日に予約のない場合、100jutaまでしかおろせません」

そういわれても困る。こちらは明日130jutaを払わないといけないのだ。

「どうしても駄目かなあ。明日朝早く必要なのだけど」
「ちょっと待ってください。訊いてきますので」

窓口はまだ新人で、奥のオフィスへお伺いに。

しばらくするとボスらしき、おばさんの女性スタッフがやってきて

「お金がないんです。前日に予約がないと100jutaまでしかおろせません」

さてその「お金がない」にカチンときたハル。

(次号へ続く)


※過去人気のあった(?)シリーズを加筆修正してお届けしています。

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