編集長ハルの気まぐれ日記
一庶民と思い知らされたとき(後)
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炭家で飯を食うぐらいだから彼らは貧乏でないわけです。いやオーダーしたメニューを見てみると、日本食通であるような一品が並んでありました。

それに比してハルのオーダーは鉄火丼のみ。ここでちょっと恥ずかしさを覚えます。

さてお勘定の段になると

彼らは勘定書きをきっちり確認、さらに炭家カードを渡して(このカードがあると割引あり)カードで精算します。

きっちり確認して炭家カードでディスカウントするところは我々庶民と変わりません。

しかしお勘定を終えた次の瞬間、ウェイトレスに

「これ、皆で分けてね」と20万ルピアを手渡すのでした。

しかも何の嫌味もなく、また尊大な態度もなく。いや逆に「少なくて申し訳ない」みたいに。

あくまでも自然でした。彼らにしたら「楽しいディナーには心づけ」ーチップではなく敢えて心づけと呼ばせてもらいますーは、当たり前のことなのでしょう。

それに比して、ハルの食事はディナーではなく、ただの晩飯。食事を楽しむのではなく、ただ食欲を満たすだけ。だからウェイトレスや料理人への感謝の気持ちがない。

まあこちらは毎日の食事なので、そこまで考える必要もないでしょうが、あらためて自身が一庶民であると悟った(悟らされた)出来事でした。




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