そうは言うけど、ハルにとっては今最も重大な悩み事であるし、同じような悩みを抱えているアマゴルファーは多いはず。この数ヶ月、ゴルフ肘で悩んでいることは、『ダッファーハルのゴルフ日誌』を読んでいてくれる方々ならご存知のはず。インターネットでゴルフ肘の治し方を調べたり、タケノコ診療所でブロック注射をうってもらったり(一時的に効果があります)、チタン入りのサポーター(ファイテン)を付けたりとかしたが、根本の解決にはならず、もうこれは『不治の病』と思って、一生ゴルフ肘とつきあっていくかと諦めかけていたところでもあるのだ。
だから清田プロが過去ゴルフ肘にかかったことがあり、効果のある治療法を知っていればぜひお伺いしたかった。たとえば
「ああ、ゴルフ肘ですね。私も悩んだことがあります。プロの間ではこうして治していますよ」
とか何とか言ってほしかった。アマの数万倍は練習しているので、ゴルフ肘で悩むプロゴルファーも多いのではないか。だからハルの意見は「プロだったら誰よりも詳しいはずだ」なのだけど、この考え方は間違っているのだろうか。
雨笠氏や烏山氏にしてみれば「そんなことは他に聞ける人がたくさんいるだろう。プロに向かってそんなことを聞く奴があるか!」ということなのだろだけど。
でも誰に聞いても答えが出ないので、そう尋ねただけなのだ。
本当は清田プロも答えてくれたに違いない。しかし今までそんなことを聞かれたことがないため、一瞬戸惑ったのだろう。そして解決方法をハルに伝えようとしたところ、雨笠氏らにさえぎられたのである。
ハルのインタビューは続く。(以下次号へ続く)
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