 前回を読む
●カプックにて～
日本人一人と華僑三人からなる四人組がパターをしていると、後方の組から打ち込んできたボールが目の前にコロコロ。｢なんだ、これは？｣とそのボールをグリーン外へ蹴り出した。後方にいる連中は謝りにも来ない。その四人は｢まあ、いいか｣と気にもせず、そのままプレイ続行。そして途中の茶店で休んでいると、後方の組の一人がやってきて（いずれも若い日本人）
｢ティダ、バグース！｣と怒ったと言う。
打ち込んだ自分が悪いとはつゆにも思っていない。彼にしてみればナイスオンした打球がグリーン外に蹴飛ばされたことを怒っているのだが、筋違いも甚だしいので、日本人が怒鳴り返して其の非を詰ったところ、若者はしゅんとなって、初めて自分がゴルフマナーを知らないことに気付いた。ほかの華僑三人は日本人が怒鳴りまくっているのを見て｢まあまあ｣と逆に宥めた。
ハルの意見～大事にならずに済んでよかった。もしそのグループに日本人がおらずローカルの偉い人たちだったら、間違いなくその若者は帰国する羽目に陥っただろう。
●某ゴルフ場にて
数年前帰国したハルの友人、燃える闘魂ゴルファーKはパー３ホールで後方の日本人グループに打ちこまれた。Kも怒鳴ったそうだが、先方は｢きょとんとしていた」と言う。
※こんなことをされたら絶対怒ろう！怒ってやらないとまた同じことを繰り返す。
というわけで、恥を知らない日本人が増えています。友人になればいい人達かもしれませんが、ゴルフをやるときは『ゴルフマナーも勉強しなければいけない』と教えてあげましょう。彼らが不幸ですからね。タオルを盗む奴は論外ですが。
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