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賭けゴルフに関するハルの考え方(中)
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オリンピックも同レベルの腕前で小額のレートならやっていいと思う。しかしそれにしたって限度がある。勝っても負けても10万ルピアぐらいに収まるようなレート・システムにすべきである。

オリンピックで「大人の時間」なるオプションがあるそうな。上がり3ホールの点数が二倍、四倍、八倍になると言う。

最終ホールで金賞を取れば、一挙32点をゲット!というシステム。一発逆転も可能である。しかし大概この遊びは賭け事の好きな人が勝つ。だから賭け事の弱い人は参加しない方がいい。

このシステムはゴルフを好きな人ではなく賭け事の好きな人が考えたものである。負けた人のことなど考えていないのではないか。

またビギナーに「パターは平等だから」と言って、さりげなくオリンピック参加を促す人がいるけど、これは卑怯だ。平等でも何でもない。パターおよびそれにつながるアプローチこそ実力に差がつくわけで、どう考えたって上級者が有利なのだ。

(次号に続く)


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