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ハル流パッティング論(中)
初回を読む

そしてこれをちょうどいい強さで打つと、確かにカップ数十センチ手前からボール三個分右へ緩やかなカーブを描いてカップインする。

「ねえ、ハルさん、それって何がもんだいなの?最高のキャディーじゃん」と言われそうだけど、問題は


ちょうどいい強さで打たなければいけない~こと。


だいたい5メートルをいつもちょうどいい強さで打てるだろうか?

大概はショートしたりオーバーしたり…で、ちょうどいい感じでカップ周辺に止まる方が少ない。

それだったら、右三個分など考えず、ただ真っ直ぐに打った方がよくないか。

ボールが止まる手前数十センチから曲がるかもしれないが、それまでは真っ直ぐに進むはずである。ハルの場合、50センチから1メートルはオーバーする。だから真っ直ぐに打っておれば、ボールが曲がる前に入るのである。

またショートするならボール1個分であれ、3個分であれ曲がらないのだから関係ない。で、残りの距離が50センチ以内であれば、だいたいほぼ真っ直ぐに打てば入る。これをボール3個右とかいうキャディーはいないだろう。

(次号に続く)


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