このコーナーは過去アクセスの多かった記事を加筆・修正して掲載しています。


青から回りたい人の心理(前)
ハルの持論
「ハンデ12以下の腕前なら青から回ってはいけない」


白ティーをビギナーティーと勘違いしているインドネシア人のおじさんは別として、一般に、ハンデ12以下の腕前では青から回るべきではない。

二大理由
●距離が長ければそれだけミスが増えるので結果的にスロープレイとなり皆に迷惑
●白から回る方が、いいスコアで上がれるので気分がいい

「白も青も変わらない」というのは間違いである。10ヤードぐらいしか変わらないゴルフ場だと大して違いはないかもしれないが、20ヤード後方になると確実に難しくなる。たまたま変わらないスコアであっても平均を取れば、間違いなく白の方からのスコアがいいはずだ。

青か白は好きに選べるのだから、スコアのいい白を選ぶべきである。

ハンデ12以下としたのは、白ティーからシングルまたはシングルに近い腕前の人にとっては挑戦という意味でそれもゴルフの醍醐味であり、その資格はあるからで、またそれぐらいの腕前の人であれば、スロープレイにもなるまい。

もう随分以前の話―某コンペにて、青ティーからの全体平均が105を越えたので、全員からクレームがつき、その翌月同じゴルフ場で白ティーからのプレイにしたところ、平均が98となった。

「青の方が良かった」と嘆く人が一人いたけど、それは例外で、大方の人が前回より確実にスコアアップしていた。

(以下、次号に続く)


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