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で、デジカメにてビデオ撮り、彼女のスイングを解説する。
「ねっ、そうでしょ」「ふーん、そうなんだ」とまたダッファーハルコーチの偉そうな解説が始まるのである。そこまではよかった。問題はそこからだ。
「じゃあ、僕のスイングもちょっと撮ってくれる?」と彼女に頼んだことで、ダッファーハルは衝撃の事実を知るはめになる。
自分のスイング映像を見た途端、「ギャー!」
そこには、ダッファーハルの美しいスイングが映っているはず・・・。ところがこれは美しいなんてほど遠く、さっき悪い例として指差したおじさんのスイングにそっくりではないか!テイクバックのとき右ひざが伸びる。肩が入っていない。打つ瞬間に体が左に泳いでいる・・・。
それ以後、ダッファーハルは無言になり、弟子の彼女は放っておいて、黙々とボールを打ち始めるのであった。
今回の教訓~他人のスイングは解説できても、自分のことはわからない…。皆さんも誰かに習った方がいいですよ。
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