前回を読む
取り決めは、1.ドライバーは持たない。2.パター以外は自分の好きなセッティングでよいの二点である。
場所はラワマングン。左右に背の高い木がたくさんあり、また池もおおい非常にタフなコースだ。トリッキーなホールが多く、ストラテジーを要求されるので、ゴルフ好きにはたまらんコースでもある。大都会にありながらもそんなに高い料金でないのだけど、その割に日本人に人気がないのは、コース設定が難しいからか…※キャディーの多くがじいさんだからだろうね。
ハルのセッティングは、4番ウッドと7番ウッド、アイアンは6番と8番、それにピッチング、そしてチッパー、パターである。
友人は、ウッドは5番だけ。アイアンが5番、7番、9番、ピッチングにサンド、パター。
この辺のクラブ選択も興味深い。ハルはどちらかといえばウッドよりアイアンが苦手なので、ウッドが二本入っている。またサンドウェッジを入れていないのは、チッパーでも浅いバンカーなら十分出るため、それで十分なのだ。寄せは40ヤードまでなら、ほとんどチッパーを使うつもりでいた。
友人の場合は、ウッドの数は一本だけであるが、これは彼がウッドよりもアイアンの方が得意で、なおかつ飛距離はハルより二番手上であるため、無理してウッドを使うことはないという判断だろう。
(次号に続く)
|