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ルーティーンの大切さ、身をもって知る(終)
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「ボール、転がって向こうの池に落ちましたよ」
「……」

そうだった。グリーンの向こうには小池があることを忘れていた。知らなかったのではなく完全に忘れていた。とうとうグリーンに乗るまで7も叩いてしまった。ピンまで残り3メートル。

しかしこのグリーン上で、またもやデジカメケースのフックが引っ掛かり、今度はマーカーが取り出せない。キャディーには「マークは自分でするからいいよ」とスタート前に釘を指していたので、キャディーはどうしていいのかわからず、『いかん、またまた遅延プレイの原因を作ってしまう!』

「すまん、マークしてくれ!」とキャディーに頼むハル。こんな精神状態でまともなプレイできるはずもなし。お約束の3パットで、このホール10と大叩きし、いきなり優勝戦線から脱落するハルであった。ちなみにこの後、トリプル、ダボ、トリプル、ダボ、ダボと続き、前半58にて終了。

改めてルーティーンの大切さを知ったダッファーハルであった。

今回の教訓~前前日からズボンは用意しておこう。それもルーティーンのひとつだ。

ルーティーンの大切さ(終)



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