プロの試合を見に行って
「いやあ、プロは凄いねえ。200ヤードを〇〇アイアンだってさあ」
「あのバックスピンは凄い。グリーンに乗って〇〇メートルもバックしたよ」
あほか…
そんなん当たり前やんか。何、感心してんねん。
だいだいそんな技ができるからプロになれるのであって、また我々ダッファーの何千倍も練習しているのだから、できて当然である。
そんなことよりハルが凄いと思うのは、優勝するプレイヤーの「ここでなんでこんなショットが打てるの?」「この場面でなんでこんな長いパットが入るの?」
たとえば10mのパット。いかにプロといっても、普通は入らない。※プロが3メートルを一発で入れる確率でさえ50%ぐらいですからね。
優勝するプロの凄いところは、こんな場面(優勝を狙うような分岐点)で一発で入れてくるか?と人知を超えたプレイを見せてくれるところにある。
ようは「持っている」ということに尽きる。
プロの技が凄いのは当たり前。しかし「持っている」奴しかトッププロにはなれない。
自分とプロを比べてプロは凄いと思うのは、あまりにもプロに失礼である。
ピアノを習い始めた幼稚園児が、「エリーゼのために」を弾ける先生を凄いというようなものだ。※たとえがわかりにくい?
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