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ハルも友人もいつもどおりのせっかちなプレイ。前がゆっくりだからといっても、こちらのペースは相変わらず。
で、せかせかせかせか進むけど…、その割に前の二人に待たされることがない。いらいらさせられること、ほとんどなし。
なんで?
そしてじっくり彼らを観察すれば…
比較的上手いと思われる方のおじさん、ボールにアドレスをしてから打つまでの時間わずか6秒!そしてもう片方のおじさんは、一度軽く素振りするものの、それでも14秒!
飛距離は二人とも老人なので大したことなし。たまにチョロも飛び出し、林に転がることもある。しかし打球の方向がどうであれ、次打の地点までの歩みはまったく同じだ(とろとろ歩き)。そして打つ時はぱっと立ってぱっと打ち、打ったあとはすぐに歩き出してといった具合に、時間のロスがまったくない。
あらぬ方向にボールが飛ぶと、とりあえずその地点までいってキョロキョロ見渡すものの、ボールが見つからないと思えば、さっさと新しいボールをドロップ。ボール探しなんてしません!
(次号に続く)
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