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ハル、アッキーナの陽動作戦に乗せられる(2)
話は二週間ほど前に遡り…

ゴルフ講釈氏Iさん(シングルハンデ)から電話があって

「ねえ、ハルさん、こんどアッキーナさんが来るんだけど、土山プロと回れないかなあ 」土山プロのジャカルタでの名ティーチングぶりはアッキーナさんの知るところであり、ブログのスイング動画などを見るうち、ぜひラウンドしてみたいということであった。

「俺(Iさん)とアッキーナさん、土山プロ、ハルさんの四人で一緒に回れないかなあ」

ハルのレベルで普通だったらこんな三人(トップアマ、プロ、シングル)を回るのは臆するはずであったが、いずれも気の置けない三人であり、ごく普通のお楽しみコンペに参加するようなノリで「じゃあ、土山プロの予定聞いておくから」と簡単にこのゴルフを受けてしまった~のが今回悪夢の始まりである。

ジャゴラウィのニューコースにて。ジャゴラウィのニューコースと聞いただけでひえ~~~と言う人も多いのではないか。

半年ほど前、アッキーナさんが御子息のオッキーナ君を連れてきたとき、ハルと同様のヘボゴルファー(失礼!)イップ・スミス君(日本人)と回ったとき、やはり場所はジャゴラウィ、しかしイップスミス君は、それぞれの力量を考慮し、アッキーナさんとオッキーナ君は青ティーから、ハルと彼は白ティーからのプレイをセッティングしてくれた。

だから今回もアッキーナさんと土山プロは青ティーで、ゴルフ講釈氏Iさんはハルに気を使い

「ああ、ハルさん、俺とハルさんは白ティーからね」と気を使ってもらえるものばかりと思っていた。だいいちジャゴのニューコース青ティーは全員がシングルクラスでないと回してもらえないという話だ。よって安心していたのだけど…

しかしアッキーナさんと土山プロにIさんまで青ティーでぶんぶんクラブを振り回して

「ねえ、Iさん、青ティーからするの?俺といっしょに白ティーから回ってくれるんじゃあ…」
「えええ?俺、今日は最初から青にするつもりだったよ」

アッキーナさんは
「そんなん、白も青も一緒やて。大して変わらんで」

Iさんは
「ねえ、今日はスコアなんていいからさあ。こんなメンバーで回れるってこと滅多にないんだからさあ」

土山プロは
「練習のつもりでやってください」

そしてアッキーナさんはダメ押し
「なんやったらハルさん一人で白からやる?」

そこまで言われたら青からやるしかないではないか。

よく思い出してみれば、先週のまんぶりでリドの青ティーから回っている。距離的にはそちらの方が長かった。だから恐れビビるほどの距離でもなかろう。

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