ダッファーハルのゴルフ日誌

日本で初めてのゴルフ(8) 
マットの上に仰向けで苦痛の表情を浮かべていたハル。「大丈夫ですか?」と心配そうに覗き込む柔道整復師のお兄さんに、どんなリアクションをすればいいだろう。

ただひとつ言えることは、ここは大阪人のメンツにかけて怒ってはならない。

苦笑い(やせ我慢)しながら「痛いなら痛いと言ってもらわないと…。心の準備はしたのに…」

「これって、普通の矯正なんですけど…。痛くない人もいます」

彼の言わんとするところ、普通ここまで痛がらない。よほどハルの症状が重いのか。ハルが痛みに弱いのかどちらかである

驚いたのは、背骨を矯正されたと同時に左肩へ激痛が走ったことであった。

それから今度は首周りの矯正へ。こちらも微妙に歪んでいるらしい。

さっきほどではなかったが、こちらも激痛が。しかしこれは心の準備もできており、さきほどのように強烈でもなかったため、叫び声をあげることはなかった。(耐えた)

しかしもはや完全にグロッキー状態。ただただ指示されるまま、施術が終るのを生きる屍のごとく待つ。そして最後は肩周りの針治療で初回施術を終了したのであった。

そして施術を終え、おそるおそる肩を動かしてみると

あれ?痛みが減って、肩も少し上がるようになっている!

(以下、続く)