ダッファーハルのゴルフ日誌
本当にゴルフをわかっている人
ここに二人のシングルプレイヤーがいる。いずれもハルの古い友人で、片方は飛距離240メートルの飛ばし屋。もう一人も230メートルぐらいは飛ぶので飛ばし屋の部類だろう。※当たればという前提ですけどね。まあハルよりは飛ぶこと間違いなし。

しかし二人とも絶対青ティーからやろうとは言わない。へぼのこちらが「青ティーでもいいよ」と言っても

「ダメダメ、白から!」

その理由は…

白からやった方がスコアがいいから…ではなくて、その方がゴルフを楽しめるからなのだ。

たとえば相当の飛ばし屋でない限り、ジャバベカの青ティーからはパターンが決まってくる。

もちろん一打目はドライバー、そして二打目は距離があるので、間違いなくウッド。で、グリーン近くに持っていってパーかボギーか…※ハルの場合はそれ以上。

ナイスショットしても二打目でグリーンを狙える飛距離にならない。ようするに結果オーライのゴルフになってしまうのだ。

だから飛ばし屋にとっても白ティーでやるなら「落としどころはあの辺だな」とティーショットでスプーンやアイアンを使う選択肢もあるし、二打目がミドルアイアン以下で狙えるチャンスも増える。考えながらスリリングなゴルフをできるわけだ。これがゴルフの醍醐味である。

苦行でしかないゴルフはやめよう。