ゴルフショップ繁盛記  
スタッフvsお客さん(下)

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に五年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

彼女の方を見やると小声で

「ハルさん、ソンボン・スカリ(おもいっきり横柄)な人です」と言うので
ハルが変わって電話口に出て、丁寧な対応をする。

「誠に申し訳ありませんが、その値段で置くことはできません」
といえば、

「お宅のスタッフはなんてソンボンな奴なんだ!」と怒っている。

それを訊いた我がスタッフは怒り心頭で「ハルさん、私に変わって!」と受話器を奪い

「交渉は私としてください。誰と交渉しても同じです!」と怒鳴れば

「お前はなんてソンボンな奴だ!」と一方的に向こうが電話を切ってしまった。

ソンボンな人は自分をソンボンであると思っていない。インドネシアで一番疲れるのはやはりインドネシア人なのだ。

うちのローカルスタッフを怒らせると怖いですよ!皆さんも気を付けて。

※スタッフVSお客さん(終)


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