ゴルフショップ繁盛記  

効率よくクラブを売る三原則(1)

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に五年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

ゴルフクラブ委託販売ビジネスを始めた頃、お客さんに値段を決めてもらえるから楽だなどと、適当な値段をつけてもらっていた。

しかし「これ、いくらにすれば売れるでしょうかねえ?」と尋ねられるようになって、はたと気づいたことがある。正直いっていくらで売れるかわからないのだ。

日本の中古ショップでの価格ならインターネットで、すぐに調べられるが、はたしてその値段をつけて、ジャカルタで売れるものだろうか。ある人はジャカルタだから、もっと高く売れるのではないかと言い、ある人はジャカルタだから、もっと安いはずだと言い、意見がまったくまちまちである。

だから始めの頃は、こんな(高い)値段で果たして売れるのかと思ったクラブも「とりあえず出しておいて下さい。ひょっとしたら売れるかもしれないし」と結構楽観的というか極楽トンボ的な値段付けをしてもらったこともある。

(次号に続く)



このページは過去アクセスの多かった記事を加筆修正して再掲載しています。