中古ゴルフクラブ輸入ビジネス

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に五年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

もう何年間も前から中古クラブ輸出入ビジネスに関する問い合わせを頂戴している。

で、つい先日も、某アジアの国で中古クラブのリサイクルビジネス(修理および再塗装で新品のような美品に仕上げる)をしている方より問い合わせがあって、次のように回答した。ようはその国で売っている中古クラブをインドネシアに輸出し捌けるだろうか〜というもの。



ハルの回答

私どもも、中古クラブの輸入・およびクラブの修理・再塗装し再販することを長年考えてまいりましたが〜

結論として
輸入することはまず無理。仮に輸入できたとしても送料・通関料などのコストが販売額に跳ね上がるため、中古クラブが新品近い金額になる。

ジャカルタのゴルフ事情としてゴルフ人口の少なさ。ジャカルタ郊外には30か所ほどのゴルフ場しかなく、ゴルフ人口が増えたとはいえ、ゴルフ場が一杯になるのは土日祝ぐらいで平日はガラガラ〜といった状況。

誰でも考えていること(中古クラブの輸出入)は同じと思います。結果的に誰もそれをしないのは、採算が合わないと判断しているからではないでしょうか。



ハルだって、正直言うとあらゆる可能性を考えたのだ。輸出入業者(友人)に相談し、日本のゴルフショップ関連の友人にも相談し、アッキーナさんにも相談し…。そして得た結論



無理!



仮に輸入できたとしても絶対儲からない。

中古車の輸入と同じでしょう。誰もが考えるとは思うけど、誰もやっていないのは、結局儲からないから。



このページは過去アクセスの多かった記事を加筆修正して再掲載しています。