5番アイアンよりも飛ぶクラブ

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に十年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

昨日、がっちりしたアスリート系のお客さんがやってきて

「5番アイアンよりも飛ぶクラブを」

というご注文。

なんでもバッグの中にはドライバーとアイアン(5番以下〜)しか入っておらず、その中間がほしい…のだそうだ。

ということはゴルフを始めて間もないということだろう。

まあ一通り説明さしあげた後、適当なユーティリティーを選んだわけだが…

「5番アイアンで200メートル飛ぶんです。どうしても届かない220メートルのパー3があって…」


5番アイアンで200メートル!





ハルのドライバーがナイスショットしたときの距離なのだ。

他のクラブいらんやん…(関西弁で溜息)




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