上品な若手ブローカー(下)

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に十年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

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さらに彼はわかっていない。確かに安くクラブが手に入るとして、何セットをもって帰れるか。

ハンドキャリーで小樽から成田へ持っていけるのはせいぜい2セット。しかしわずか2セットを仕入れるのに小樽まで行くとは思えない。最低でも5セット〜10セットを考えているのだろう。

となれば買ったところから宅急便で成田に送ってもらうしか方法がない。1セット送ると2500円かかる。これだけでは済まない。

空港で、無料で預かってもらえるゴルフバッグは1セットのみ。よって残りの9セットは追加料金を払わねばならず、どこのエアラインを使うか知らないけど、余分なセット分だけ追加料金を取られるのだ。

さらにはチェンカレン空港を出るとき10セットを持ち込むなら必ず追加料金が必要である。

よってクラブをタダでもらったとしても、それだけの経費がかかることになる。※それで儲かるのであれば、ハルがとっくにやってます!

わかってるのかな?

上品な若手ブローカー(終)

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