封を開けたら、もう半値(後)

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に十年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

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たまに納得のいかないお客さんがいて

「このクラブは〇万円もした。それがこんな買取値段なんて」

気持ちもわからぬことはないけど、それが現実なのだ。納得のいかない人は、日本の中古ショップやブックオフに持ち込んだら、いくらになるか知らないのだろう。

日本の中古事情でよく言われる言葉
「封を開けたら、もう半値」

理由は簡単。問屋から小売店に入ってくる値段が定価のおよそ半値なのだ。量販店だと6〜7割引きという話。

日本の中古ショップで3万円の値段がついていたとしたら、よほどの売れ筋でない限り、そのクラブの下取り値段は間違いなく1万円以下である。

ちなみに最近日本のブックオフへ売れそうにもない古いミズノのウッド数本を持ち込んだところ、


一本30円!で引き取ってくれた。


ありがたい話だ。※けっして嫌味でありません。



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