忖度して頂けると助かります(前)
開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に十年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

土曜日の午後、サンダル履きのインドネシア人若者四人がJPgolfにやってきた。

「ハロー、ハルさん」

ハルもよく知るこの四人。どう見てもゴルフをやっているように思えない。

その彼らの正体はー

バイヤーでした。彼らの多くがゴルフショップに勤めていたことがあり、顧客をたくさん持っています。JPgolfで安いクラブを仕入れてお客さんに売るわけです。

(携帯電話での)お客さんとのやりとりを聞いていると

「タイトリストの○○が△△ルピアであります。状態は非常にいい。どうしますか?」

当方の値札に50万ルピアとか100万ルピアを上乗せして交渉しています。

たくましいですね。

(次号に続く)



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