※このコーナーはゴルフ初心者のために書かれています。 |
チップをケチると… |
このコーナーは「ゴルフ歴だけは長いけど、スコアは大したことない。唯一の自慢はスピードプレイ」のダッファーハルがインドネシアでゴルフを始めるビギナーの方へルールやマナーをアドバイスするものです。多少傲慢なところは許して! |
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チップには一律いくらという基準がありません。日本人はよく「チップ、いくらにする?」とお互いに尋ねますが、本来なら個人の気分次第で渡すべきものでしょう。ただし、チップが生活費となるインドネシアでは、やはり「これぐらいはほしい」とキャディーも思っているわけで、2016年の日本人相場は大体200,000ルピアといったところでしょうか。キャディーによって差異はありますが、15万ルピアだと「少ない!」と文句を言われることもあるようです。
「ねえ、ハルさん、ネットで書くとどんどん相場あがっていくじゃん、あまり高くしないでよ!」
「おだまり!」
友人との賭けゴルフやオリンピックは喜んで興じるくせに、チップを渡す段になるとケチるのはどんな料簡でしょうか。
現在の物価高を考えればチップの値上げも仕方ないでしょう。たかが300円や400円余計にやるだけで彼らの生活が少しでもマシになるわけで、あるいは大感謝されるわけで、別れ際キャディーと喧嘩して嫌な思いをするよりはよっぽどいいではありませんか。
ローカルの人々は、15〜20万ルピアをチップに渡すのは当たり前。ハルの知っている中古クラブのバイヤーで元キャディー上がりのオヤジがいます。その彼はたまにゴルフをするのですが、彼にチップのことを訊いたら
「俺の場合は、見栄もあるので、最低でも150,000ルピアを渡すようにしている。恥ずかしくてそれ以下なんて渡せないよ」
お金をけちるのは、日本人と韓国人ぐらいか。
100万〜200万ルピア払ってプレイ、その後10万-20万で飲食。握りで10万取り合う人々が、なぜチップをケチるのかよくわかりません。
特に外貨で給料をもらっている人は、為替で少しは得をしているわけですから、2万、3万のチップを惜しむのはやめましょう。※みっともないです。
「俺は余計なチップなど渡さん」と頑固になるのも結構ですが、チップをケチってクラブにいたずらされたり、キャディーに暴行を受けた人もいるので注意が必要です。
今回の結論〜チップをケチるな。
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※過去人気のあった(?)シリーズを加筆修正してお届けしています。
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