※このコーナーはゴルフ初心者のために書かれています。 |
遠方先打(前) |
このコーナーは「ゴルフ歴だけは長いけど、スコアは大したことない。唯一の自慢はスピードプレイ」のダッファーハルがインドネシアでゴルフを始めるビギナーの方へルールやマナーをアドバイスするものです。多少傲慢なところは許して! |
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『ホールに遠い方から先に打つ』が基本です。第一打目をAさんが残り100ヤード、Bさんが残り90ヤードであれば、当然Aさんが先に打ちます。これは当たり前のこと。しかしだからといって必ずしも遠方先打を厳守する必要はありません。
というか、遠方先打の原則を外す場合が多々あります。たとえば自分より間違いなく飛んでいる人がラフに入ったボールを捜すのに手間取っているとする。
そんな場合はたとえその人より飛んでいなくとも「お先に打ちま〜す」と断りを入れて先に打つべきです。遠方先打だからといっていつまでも相手のことを待っているのなら、それこそ後の組のプレイヤーは
「何をトロトロしてやがるんだ!」
それとビギナー、ベテランに関らず、もっともスロープレイにつながるのが『ボール探し』です。
ロストボールになるのを惜しんで、ボールを捜すのは構いませんが、ボール探しの制限時間は正式ルールで5分以内(2019年から3分)と決まっています。しかし、これはあくまでプロの話だから、アマチェアは1分探してないのなら、潔くロストボールを宣言しましょう。
ちなみにダッファーハルの場合は、30秒ぐらいでロストボールにしてしまいます(探すのが面倒だし、そのボールは縁起が悪いので)。
特にインドネシアのゴルフ場では、コブラやらサソリやらグリーンスネークなどたくさんいるのだから(ダッファーハルもコブラとサソリに遭遇した経験あり)、水辺のラフでボールを捜すのは超危険です。1個300円のボールが惜しんで、命を落とすことはありません。
(以下、次号に続く)
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