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アメーバ赤痢の伝説


Q バリ島で夫婦共々アメーバ赤痢になりました。バリの病院で検便をした結果診断され薬メトロニダゾールていう抗生物質を10日分、GABBRYL(すみません…読み方が分からない)を7日分処方されました。1つめの薬を昨日ようやく飲みおわりましたが最後3日程は二人共吐き気がひどく大変でした。2つめの薬もやはり副作用はあるのでしょうか…絶対最後まで飲み続けて下さいと言われたので憂鬱で仕方ありません。もらった吐き気止めもなくなってきたし…。日本でもう一度病院に行った方がいいでしょうか?

下痢で相談に行くと その7割が アメーバ赤痢だという医療機関があります。

その結果 10日間もメトロニダゾールを飲まされ 食欲不振と吐き気で 苦しみ続け そのことで相談すると 胃腸薬が出されます。 一回相談すると 3回は行かなければならず 不思議な医療もあるなあ・・・と眺めています。

アメーバ赤痢が 下痢の原因として それほど多くありません。便がイチゴジャム様になるというのですが そんなにひどいアメーバ赤痢は 10年間の臨床で見たことがないです。

薬を飲み続けるのは アメーバが肝臓に入り込んで 膿瘍を作るから・・というのですが これも 10年で一度も経験がありません。

普通の下痢でも メトロニダゾールは有効ですから 一日二日飲んで 下痢が止まれば それ以上飲む必要はありません。気持ち悪いというと ガバリールがでるところまで 同じです。その医療機関はジャカルタにもあるところですね?

アメーバ赤痢の伝説であって 実際とはおおきく違っています。お医者さまも 誤解しているのがアメーバ赤痢という病気です。なんでもチフス なんでも アメーバ・・・ワンパターンの診断治療でどれだけ多くの日本人が あなたと同じ不安と症状に苦しんだことでしょう。伝説というのは 怖いものです。


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※「よろずインドネシア」の医療相談掲示板にてご相談のあった内容を紹介しています。

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