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悟りに繋がるヒント


Q 先生、若返りの方法の一つに「希望」とか「夢」を入れておくといいんじゃないですか?希望がある限り、生きる支えにはなります。いや、生きる支えだけでなく、悟りにつながるヒントが隠されているような気がするのですが・・・。
悟れなければ悟れないで、死(老い)を見つめる人生だってあるわけです。

人生、最後まで修行なのかもしれませんね。
ところで、せっかく筋トレやるなら、バランスディスクや、バランスボールを使って、不安定な状態で筋トレをしたり、片足ずつスクワットして、筋肉のバランスを整えたり、身体の内側の筋肉を鍛えるといいでしょう。
もちろん、歩いたり走ったり、プールでリラックスしたり、きちっとストレッチするのも身体に油をさす効果がありますよね。

スポーツ選手の寿命は伸びている。五輪に出れた人も出れなかった人も五輪で勝った人も負けた人も、ヤワラちゃんも、Qちゃんも競技を続けていれば、楽しいことがいっぱいありますよ。

そう考えてみると、夢中になるというのは、楽しく老いる良い方法かもしれません。

> 先生、若返りの方法の一つに「希望」とか「夢」を入れておくといいんじゃないですか?希望がある限り、生きる支えにはなります。

希望も夢も、生きがいに通じるものですから、悪いはずはないのですが、ここで、もう一度考えると、若返りも、希望も、夢も・・・「今」に不満があるという解釈が成り立ちます。

悟りというのは、過去にも未来にも邪魔されない心の状態・・つまり、「今」を生きるということに尽きます。

>いや、生きる支えだけでなく、悟りにつながるヒントが隠されているような気がするのですが

未来を見つめることが悪いはずはないのですが、遠い未来を考えるのは頭の働きで、頭で考えると、安心より不安が増す・・という現実があります。 ですから、未来や夢に生きようとすることは、悟りと反対の方向に
向かってしまう可能性があると思います。

> 悟れなければ悟れないで、死(老い)を見つめる人生だってあるわけです。

老いを見つめ、死を見つめてもかまいませんが、そういうことで
幸せになれるとは思えませんし、老いも死も、未来にあるものですね。暗い未来を見つめることで元気が出るでしょうか?

> 人生、最後まで修行なのかもしれませんね。

何のための修行かといえば、心と頭の働きをよく理解して、幸せになるということだと思っています。苦しみや、荒行を続けても悟りには行き着かない・・というのが釈迦の到達した結論でした。だから、釈迦は、そこから瞑想に入ったわけです。

> ところで、せっかく筋トレやるなら、バランスディスクや、バランスボールを使って、不安定な状態で筋トレをしたり、片足ずつスクワットして、筋肉のバランスを整えたり、身体の内側の筋肉を鍛えるといいでしょう。もちろん、歩いたり走ったり、プールでリラックスしたり、きちっとストレッチするのも身体に油をさす効果がありますよね。

ありがとうございます。

えーと、すべての基本は、呼吸法と歩くことだと思っています。その後のトレーニングは、さまざまでしょう。

お勧めの方法は、ぼくも自分で試してみます。

> そう考えてみると、夢中になるというのは、楽しく老いる良い方法かもしれません。

そうそう、なかなかいいことを言いますね。

ただ、困ったことに、なんに夢中になっていいのかわからないという人も多いのですが、そういう場合、どう答えますか?

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