ゴルフショップ繁盛記  

ゴルフショップにも付加価値の時代(中)

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そのおじさんの知り合いがゴルフショップを経営し、いまでも繁盛している。練習場と新品売り場と中古売り場をうまくマッチングさせ客はひっきりなし。それで成功して邸宅を構えるまでになったという話。

ようは斜陽産業とはいえ、うまく運営すればまだまだ儲けることも可能ということか。

一番駄目なのは、総合大型スポーツ店。野球からサッカーからほとんどのスポーツグッズを備えており、ゴルフグッズもゼクシオその他の最新モデルを大量に販売しているところ。その一角で中古クラブも扱っているような店もある。

しかしゴルフだけに関していえば中途半端だ。本当にゴルフを好きで新品を買いたい人は専門店で買う。そうでない人は品揃えのいい中古ショップに足を運ぶ。

百貨店のスポーツコーナーもしかり。ゴルフクラブを買う人は、お金持ちかもしれないが、ゴルフをよくわかっているので、百貨店ではなく専門店を利用する。ゴルフに嵌れば嵌るほど(腕前は別として)クラブ性能など専門店のスタッフと談義する傾向がある。

(次号に続く)

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