9日にジャカルタに到着、翌日よりモヨ島滞在、13日に再びジャカルタに戻り16日の未明より39度近い発熱。ジャカルタで腸チフスの検査とクラビット250mgを処方していただき、当日夜には37.5度下がりました。17日は37度前半で推移、夜の便で帰国し翌朝18日に成田到着。18日は36度後半、19日は36度前半、20日本日は36.5度前後です。下痢はなく喉も赤みも痛みもなく症状は発熱と頭痛のみでした。
また明日より泊り掛けの外出を希望していますが、検査結果がでるまでは家に控えていたほうがよいのか、感染症課のある病院へ電話でそれぞれ問い合わせましたが、外出に問題はないが、手洗いをするように言われました。
ただしある病院の医師には24日の検査結果が陽性ならばただちに保健所に連絡し、遡って外出先で一緒だった人や宿への健康調査が入ると言われました。保健所の対応は各保健所によって違うそうですが、日本での法律やまわりへの影響を考えると外出を控えるべきではないかと考えます。まとまりのない文章ですが、アドバイスを頂ければ幸いです。
腸チフスは 38度以上の熱が 上がったり下がったり3日間以上続くとき疑います。デング熱も同じような感じなので 両方を念頭において鑑別を進めます。
はじめに申し上げれば 腸チフスは抗生物質が効きますし デング熱は 薬は効きませんが 点滴していれば5日ほどで解熱します。 日本では この程度の熱帯病についても経験のある医師が少ないので大騒ぎになりますが 大体はたいしたことありません。
16日の血小板数が11万ですので チフスにしては血小板の減少が早いので デング熱も同時に考えたほうがいいでしょう。しかし すでに熱は下がっているので どちらにしてもたいしたことないでしょう。
実際に診ていませんので どこまで当たっているか?わかりませんが 経験上(8年間 腸チフスやデング熱は 何十例も診て来ました)
たいしたことないと思います。
経験を盾に 大丈夫・・・などというと怒られるのが最近の医療ですが・・でも まあ 大学に行かないと熱帯病のイロハもわからないなんて 日本の医療がどこまですごいのか?ですね。
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