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バーディーパット(3)
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自慢するわけではないが、5メートルぐらいのパットであれば、よほど難しい状況でない限り、大幅にオーバーしたりショートすることはあまりない。だいたい50センチ~1メートル以内に収まるように打てる。

だからこのやさしいフラットなグリーンでパーを拾うことはそんなに難しくないはずだ。

しかしハルはこの易しいパットを1.5メートルほどオーバー、これを外して3パットのボギーとした。

こんな経験はほとんどの人がお持ちだろう。

バーディーに拘らず、普通の5メートルパットを打つつもりで気負いせず普通に打てばよかたったのではないか。

それがバーディーパットであれ、ボギーパットであれ、5メートルは5メートルである。「バーディーパットだから気合いを入れて」とか「集中して」とかいうのはおかしい。しょせん1パットは1パットである。

(次号に続く)



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