Vsアッキーナ、宿命の対決(3)
「じゃあ、使わせてもらうかな」とティーアップ。しかしティーグランドが堅く、ティーが刺さりにくくなっているところ、がしがしやっていたら

「ハルさん、ナナメッティの刺し方、下手やねえ。こうすればいいんだよ」

「えっ、こう?」

「違う、もっと真上から指すようにして、最後に傾けるの」

ハルがティーアップに悪戦苦闘していると

「なんせティー一本で動揺する人だからねえ、ハルさんは」

またもや陽動作戦。こうして一言一言じわじわとハルを精神的に追い詰めていくのだ。※参照ハル、アッキーナの陽動作戦に乗せられる

教えてもらった方法でもうまくティーアップできず

ええい、いつもと同じティーアップ方法でいい!と半ば自棄になってショットを打ったら思いっきりボールは明後日の方向へ。さらには途中でOBも飛び出して


この三番ホール、9!


と、いきなり撃沈モード、それに比してアッキーナはバーディーゲット。

どうだ!と言わんばかりのドヤ顔をハルに向けるのであった。

しかしハルはその後持ち直し、ボギー中心の堅いゲーム運び。前半を51で回る。最近のパターンは、ボギーを中心にパーが数個、ダボが数個で45~47のスコアになること多し。このハーフ、アッキーナの陽動作戦で9(プラス5)を叩いたとはいえ、それがなければ悪いスコアとはいえない。

アッキーナはパープレイの36。比べるべくもないが、実力差から考えて、互角といってもいい戦いだろう。

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