キャディーに頼らない
ボールの行方だけはしっかり見てもらうようにして、それ以外のことはなるべくキャディーに頼らない方がいいようです。特に女性の方に多いのが、キャディーの言いなりになってしまうこと。グリーン上のラインだけならまだしも、クラブ選択や、はてはスイングチェックまで。自信がないからといっても、キャディーにそこまで教えてもらうのはどうかと思います。
ゴルフが他のスポーツと違うところは、考える時間が非常にたくさんあるところです。「あそこは林で、こちらはOB。グリーンまでは障害物がないので、ボールを上げるのが苦手な私は転がしてグリーンを狙おう。転がすのは5番Iぐらいがちょうどいいかな」のように考えながらやるスポーツなのです。
できればボールをマークするのも置くのも自分でやりましょう。ボールをマークするとき、ラインや芝目を読むのもグリーン上の醍醐味です(上手な人はみんなそうしています)。キャディーの指定した矢印どおり打ったら、それはキャディーの操り人形にしからならないと思います。
ただのボール叩きであるなら、何も考えずキャディーのいうとおりにやればいいでしょうが、それならまったくつまらないスポーツになってしまいます。考えることを放棄するのはゴルフをやっていないのと同じです。
われわれはおじいさんのゲートボールをしているのではありません。
ちなみにダッファーハルは、ゲーム前、キャディーに「聞いたときだけ教えてね、tolong ya」と言います。これでゲーム中、よほど間抜けでない限りはずっと黙ったままキャディーの仕事をしてくれます。
追記〜ただしいくらグリーン上が醍醐味といっても、時間をかけては皆に迷惑がかかります。さっと読んでさっと打つ。グリーン上で時間の長い人は、ゴルフ上手であっても、皆から嫌がれます。
「あの人、トロイよね!」
と言われたくはないですね。
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