ジェイピープルメインページへ インターネットコンサルティング

船渡川プロ、カラワンゴルフへ来場
ダッファーハル独占インタビューB
それから会話はどんどん進み、ハルのクラブセッティングへ
「クラブは何を使っているの?」
「ドライバーはXXIOです。アイアンはキャロウェイのX14を使っています。カーボンですけど…」
「駄目駄目!カーボンなんか使っちゃあ。カーボンなんか使ってカラワンで回ったら、芝に食われちゃうよ。下手がさらに下手になっちゃうよ。NSPROを使いなさいって!」
「いやあ、あの人(押しかけ師匠のO氏を指して)にもそう言われているんですけどね」とO氏へ話を振ることに。これ以上突っ込まれてもたまらん。

浅野支配人が「この人は去年のクラチャンなんですよ」とO氏を紹介する。船渡川プロ「ほらね。上手な人、みんなわかってるんだから」

そして話は進み、今度はコースセッティングの話題に。船渡川プロ、O氏に向かって
「オーキッドの7番、どんな攻め方をします」
「ユーティリティーでフェアウェイの平らなところに落としますね。そこからは7番ぐらいかな。あの二本あるヤシの木がどうしても邪魔になるんで、ドライバーや3wなんかは使いません」
「ほうら、やっぱり、上手い人は違うでしょ。(そしてふたたびハルに向かって)あんただったら、どうする?」
「飛距離もあまり出ないので、まずドライバー。うまくいけば池の近くまで転がってくれるし…でもほとんど途中の坂で止まって、左足下がりのいやな打ちおろしが残ります。ヤシの木もそうですけど、右の大きな木が邪魔になって、池ポチャすることがしょっちゅうです」
「あんたもそんだけわかってるんだから、もっと考えなくちゃ。いつまでたっても上手くならないよ。いまから一緒に回るか? ハンデいっぱいあげるよ」

冗談とも本気ともわからぬ船渡川プロ。こちらは既に一ラウンドしてもうヘロヘロ。しかも午後はジャカルタに戻らないといけないので、「ぜひお願いします」とも言えない。

船渡川プロ、今度は「よっしゃ、今度ジャカルタに来たら、教えてやるよ。それまで待っといて。俺はドライバーと7番アイアンとウェッジの三本でいいや。それで握ってあげるから」

それは押しかけ師匠のO氏がハルをいじめる時に使うセリフである。
それに対してハル「わかりました。それまで恥ずかしくないよう練習しておきますから」
「駄目駄目!練習したら。下手な癖つくだけだから!練習しないで待っといて」

(以下、次号へ続く)

その四

船渡川育宏氏のプロフィール〜1955年04月15日生まれ、178cm・72kg 。ツアー勝利数 4(1986太平洋マスターズ、1984ペプシ宇部、1982札幌とうきゅうオープンゴルフトーナメントなど)。生涯獲得賞金 ¥136,043,173。現在JPGA理事として、またプロアマを問わず指導者としてゴルフ界の発展に尽力中。ツアー選手時代は、セベバレステロスと飛ばし合いを演じ、古いゴルフファンには非常に懐かしい「記憶に残る」選手の一人である。


カラワンゴルフ場紹介のページへ

※このサイトに掲載されている内容(データ)は ジェイビープルが所有するものであり、無断転載、転用及び無断複製は一切禁止します。
※リンクはフリーです。Copyright(c)2004-2005 JPEOPLE