ハル、まさかこんな展開になろうとは…(その3) そんな大事なこと(船渡川プロとのカップリング)、なんでもっと早く言ってくれないの?せめて一ヶ月前に連絡してよ。
急遽、土山プロに電話。
「ねえ、土山さん、今日レッスンのキャンセル出てない?」
ドタキャンが出た場合のみ、急遽レッスンが可能なのだ。
土山プロ「すいません。今日は一杯です。何かあったんですか?」
ことの仔細を話すと
土山プロ「いい勉強になりますよ。しっかり教えてもらってください。あるがままを見てもらえばいいですから」
また二、三の友人にその旨を話すと、ほぼ全員が
「超ラッキーじゃん。そんな経験、ほとんどの人ができないんだから」
みんな人事だと思って…
ええい、ここはもう付け焼刃でやるしかない。そしてこの日(カラワンオープン4日前)より、毎日の練習場通いが始まる。
ハルの欠点は、「腕だけが回って肩が回っていない」ことが多く、結果飛距離も出ず、どスライスか超ひっかけのボールが飛び出すこと。これはビデオ撮影でしょっちゅう見ているので、自身の欠点は十分すぎるぐらいわかっている。治すには、トップ時で左肘を頑張って、真っ直ぐに伸ばす意識がないといけない(ハルの場合です。実際はトップで少しぐらい緩んだ感じになります)
で、毎日(といっても三日間)その練習をして、一応もっとも悪い癖だけは治して当日のゴルフに臨むのであった。
(その4) |