ゴルフショップ繁盛記  

効率よくクラブを売る三原則(3)

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に五年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

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残念ながら十年以上前のクラブは売れにくい。日本でなら引き取ってもらえないクラブだ。「売れない」のではなく「売れにくい」。ここがまた日本と違うところである。日本でなら引き取ってもらえないクラブが、運よく売れる場合がある。それは正直わからない。

ヘッドの小さいドライバーはちょっと難しい。最低でも400C.Cはほしいところだ。

それにくらべてアイアンセットは少々古くても(限度はあるけど)、売れる場合がある。パターも名器と言われているものは、古いものでもよく売れる(ただし捨て値)。

さてここで新米の中古ショップオヤジが自らの経験で学んだ効率よく売れる三原則を紹介したい。

1・買ったときの値段は忘れる。
2・クラブに未練を持たない。
3・買う立場に立って考える。


この三原則に関して掘り下げて考えてみる。

(次号に続く)


このページは過去アクセスの多かった記事を加筆修正して再掲載しています。