ゴルフショップ繁盛記  

効率よくクラブを売る三原則(終)

開店当初は「いつ潰れるのやら」「やっていけるのか」と第三者だけではなく、経営者の店長ハル自身も訝っていたけど、開店から既に五年以上も経過し、いまではそこそこに認知されるようになって、われながら「よくもったなあ」と感心しているのだ。今回より回想の意味もあり、過去のゴルフショップ繁盛記を加筆修正して改めてJPgolfを紹介したい。

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「ねえ、Nさん、このパター、70万ルピアで売ろうと思うけど、ほしい人いるかなあ」
「だめ、だめ、もうこんなに傷あるじゃん。グリップも駄目だし」
「でも、これ名器だよ。もう6年も使ってて愛着があるんだけど・・・。200万ルピアもしたし」
「もう、これ使わないんでしょ?だったらハルさんにとって価値ゼロじゃないの?」
「・・・・・・」

そうなのだ。自身で『効率よく売る三原則』を提唱しておきながら、自分のことになると客観的判断ができないのである。で、このパターにいくらの値段をつけたかといえば『40万ルピア』。さてそれではそのパターの行方はどうなったか―
答えは〜三日で売れました。

こんなものである。欲を捨てると売れるのだ。ここで、よく売れるクラブのパターンを紹介したい。

1・なるべく新しい人気モデルであり、日本の中古クラブ相場にくらべて安い。
2・過去人気モデルであった。※ただし十年以内。ドライバーは400cc以上。
3・古くても、手入れがよくできており、美品である。


さあ、倉庫に眠っているクラブをJPgolfへ持っていこう!


このページは過去アクセスの多かった記事を加筆修正して再掲載しています。